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2017. 04. 01  
鎌田實先生の本『言葉で治療する』 読了。
--医療者によって傷ついた言葉、励まされた言葉--
の体験募集の手紙を分析して書かれた本。

人は最期のとき、いかに納得して死を迎えられるかが重要。
生まれてくる時はあんなに祝福されてきたのに、
死に関しては様々だ。

医師のコミュニケーション不足により、冷たい言葉、傷つける言葉で
患者のみならず、家族もまた打ちのめされる。
私も卵巣膿腫が発見された時に、心無い言葉を浴びせられた。

体験談の医師からの言葉は、活字になっているだけでも心が凍りつく。
これに語気の強さが加われば、暴力と言ってもいい。
これでは信頼される医師になれるはずもない。

ソクラテスは「医師もまた言葉を扱う人間である」と言った。
説明もせず、納得いかないまま患者さん自身、そして家族は
苦しみに対してどうしていいかわからなく不安ばかりが付き纏う。

10代の頃診察時、医師の説明不足のために、
治っていて幸せな生活を送れたはずの
女性が79歳になっても苦しんでいる例もあった。
聞いている方もやりきれない思いが残る。

 ↓これは地域ぐるみで医療の現場を救った例
***
丹波地域の【ありがとうポスト】が奇跡を起こしたという。
小児科医が次々と辞め、最後の一人となってしまった。
夜間の子供の受診が多く、燃え尽き辞職を決意した。

その時お母さん達が立ち上がった。
「コンビニ受診をやめよう」「お医者さんに感謝の気持ちを持とう」と
ポストを設置。 たくさんの「ありがとう」が寄せられた。
辞職を決意した医師は思いとどまり、次々と医師が集まり始めた。

「ありがとう」のメッセージが、優しく質のいいケアをつくる連鎖反応を起こした。
医療の現場だけでなく、社会全体に「ありがとう」が足りないのかもしれない。
***

もちろん良医はいらっしゃる。
尊厳ある一人の人間として接してくれ、家族の支えになってくださる。
患者や家族の不安を取り除くよう、説明をし、あたたかく見守る。
穏やかな心持ちになると、不思議と病気が治っていくこともある。

医学界ではかつて、『ムントテラピー』というドイツ語が使われたという。
これが『言葉で癒す』 
患者さんやその家族を癒すために使われてきたそうだ。

私も、言葉で苦しんでいる方々を笑顔にするお手伝いをしたいと
常々思っていて、言葉の癒しパワーを実感している。

社会全体が余裕をなくし、おもてなしの心、
相手を大事にする心を忘れかけている。
その心を表現するのも、言葉を通してである。

医療現場だけでなく、教育現場、親子の関係、職場・・全てが
『聞く』ことからもっといいものに変わっていくはずである。

ガン難民を救ったのは、 共感するところから。
がんばりながら、がんばり過ぎず、あきらめない、投げ出さない

全てにおいてホスピタリティを持って接していただきたい。
ぎくしゃくした関係も改善に向かう最強のメソッドだと信じている。

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プロフィール

niko2smile39

Author:niko2smile39
☆苦しんでいる方々が笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきたい☆


子供が2歳半から一人親として必死に走り続けてきました。
どん底も経験しました
でも、神様は越えられない試練は与えない!と奮起して、皆様の愛に支えられて今日まできました。

一度に大勢ではなく、個々人と『愛』を持って大切に接していきたいと思っています。
苦しみを抱えた方々の、乗り越えた後の笑顔を見ることは、この上ない喜びです。

震災2か月前に関東圏から仙台に移住し7年、更に2018.4青森県三戸町に辿り着きました♪

虐待や親との確執に苦しむ子供たちの拠り所となる場を作りたいと思っています。
子供達が輝いて生きていけますように。

web site:『笑顔が一番♪』
http://niko2smile39.wix.com/lastleaf

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